
屋根のテレビのアンテナ(受像機はないのにアンテナだけは立っている)の上にFM専用アンテナを立ててもらいました。受信感度が1から5へと大幅にアップ。ステレオの分離も格段に向上しました。いい音で音楽を聴くことができるというのは気持ちがいい。そこでまず最近入手したCDから。
"Manuel M. Ponce" (CD) オスカー・ギリアによる没後50年を迎えたマヌエル・M・ポンセのアルバム。"Variations sur 'Folias de España' et Fugue"などふだんあまり演奏されない曲などを弾いています。

"Tarrega Danza Odalisca"(CD) こちらは没後100年のフランシスコ・タレガの作品と編曲ものを集めた一枚。福田進一がトーレスのギター(La Emperatriz)を使って弾いています。
amazonの「どれでも2本で2400円」で購入したのは“chocolat” (ラッセ・ハルストレム監督)。話は単純なのですが、なによりも舞台になったこの町、あるいは村の様子がいい。セットではなく現存する町です。ドイツのコブレンツでライン川と合流するモーゼル川、その川を遡ってフランスに入り、南に遡ったところにある小さな町です。映画を鑑賞するにはこんな知識はいりません。つまりフランスのどこでもいい小さな保守的な村であると認識するだけでいいのですが、丘の上に家々が固まっている小さな村の様子はとても印象に残りました。しかしあんな小さな村でショコラティエの商売が成り立つとしたら、村の人はみんなきっとメタボかなどと夢のないことを考えたりしてしまいました。
合わせて買ったもう1本は サリー・ポッター監督の “The Man Who Cried” 「耳に残るは君の歌声」。偶然にもどちらの映画にもジプシーの男として、ジョニー・デップ(Johnny Depp)という男優がでていました。

さて次は写真集です。星野道夫著 「CARIBOU 極北の旅人」2009 新潮社 やはりこの人はアラスカが大好きだったのですね。もしシベリアで熊に襲われるなどという事故に遭わなかったら、いまでもアラスカで、猛烈な蚊の大群に襲われながらも、移動するカリブーをじっとテントの中で待っているに違いない。たくさんのカリブーの写真の末尾に撮影日誌が紹介されています。これは単なる撮影記録ではなく、星野さんのアラスカやカリブーに対するを思いを書き込んだ独白のようなものです。10年撮り続けてもまだ撮り足らないと思わせる何かがカリブーの移動にはあるようです。大変な困難と危険にさらされながらも、なぜ彼らは何千キロもの旅をするのか?その不可思議な行動が彼を駆り立てたのでしょうか?それも一つの理由であったかもしれません。自らも理解できない衝動に駆られて、最初の一頭が第一歩を踏み出す、それがやがて一列に並んだ何千頭ものカリブーの行列になりアラスカのツンドラ一帯にひろがっていく。それは壮大で美しいショーであったに違いありません。ある夜寝ているテントのそばを何千という動物が通りすぎてゆく。星野さんは暗闇の中で全身を使ってそれを感じ取っています。
現在アラスカやモンタナ、アイダホといったところでスポーツハンティングと称して、飛行機から銃でオオカミなどを撃つゲームが行われています。環境保護団体などが必死に呼びかけましたが、ペイリンなどは聞く耳を持ちませんでした。どの様な圧力があるのか、オオカミは害獣ということになってしまったのです。アイダホではオオカミが増えすぎているといった理由だったのですが、解禁してみたら2週間で3頭しか見つけられなかったとか。イヌイットなどが生活に必要なものとしてカリブーを殺すのと、逃げまどう動物を空からねらい撃つのとはまったく違う次元の話です。この現状を星野さんはどう思うでしょう。
残暑などはどこへ行ったのか、もうベストを着たくなるほど肌寒い日がつづいています。ドラム缶の燻製器を作ってもらいました。例年と違って今年のアイガモは燻製になります。うまくいけば......
posted by hamash at 14:30|
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